電子印鑑について
オフィスではパソコンで文書を作成するのが当たり前になっていますが、さらに進んで紙の文書から電子文書へと移行しています。そうすることで、文書を紙に印刷する手間が省け、印刷用の紙も使用しなくて済むことになるのです。
すなわち、オフィスでの仕事がより効率化されエコにも繋がるわけです。しかし、文書の電子化が進んでも、承認のしるしとしての「捺印」を文書に残したいという要求は相変わらず残っています。
近年では、環境にやさしいペーパーレスというものが叫ばれていますが、パソコン上で書類を作成しても最終的には紙に印刷して印鑑を押すというのが、これまでの常識的な書類閲覧の流れだったはずです。
しかし、これでは結局いつまで経ってもペーパーレスにはなりません。そこで注目され出したのが電子印鑑なのです。
電子書類を印刷せずにデータに直接印鑑を押すことができれば、書類や保存に関わる作業が非常に効率的になるはずです。そして、無駄な紙を使用しないために、地球資源にもやさしい省エネにも繋がるのです。
電子印鑑ソフトとは、ワードなどで作成した文書やエクセルなどの表計算ソフトで利用することができる、ソフトウェア上の電子的な印鑑を簡単に作成することができるソフトです。
この電子印鑑ソフトには色々な種類のものがあり、無料で利用できるものもたくさんあります。